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TJB石炭火力発電所 海水淡水化 – 廃水再利用のための粒状炭素濾過

2025-07-30

場所: インドネシア、中部ジャワ
業界: 発電所 & 海水淡水化
用途: RO前処理排水のポリッシング
使用製品: ココナッツ殻ベースの粒状活性炭(ヨウ素価≥1000 mg/g)
プロジェクト開始: 2024年8月
プロジェクト概要

このプロジェクトでは、沿岸石炭火力発電所における海水逆浸透(SWRO)前処理システムの逆洗サイクルから生成される高濃度排水の処理を行います。この水には、懸濁固形物や有機物(フミン質や低分子量酸など)が高濃度で含まれています。粒状活性炭(GAC)ろ過は、物理的浄化の下流に統合され、有機負荷をさらに削減し、SDIの安定性を向上させました。

水質パラメータ
TSS(全浮遊固形物):155 mg/L(ピーク設計)
TOC(全有機炭素):最大5 mg/L
ろ過TOC:≤0.75 mg/L
有機物除去(UV254法):≥85%
SDI(シルト密度指数):一貫して≤3、SWRO給水仕様を満たしています(SDI <5)
プロセス設計
  • 炭素タイプ:高ヨウ素GAC、ココナッツ殻由来、メッシュサイズ8*30
  • ろ過モード:重力供給媒体ろ過
  • 後処理用途:プラント内での再利用または海洋環境への排出
結果
  • 膜ファウリングリスクの大幅な削減
  • 膜洗浄サイクルの延長とシステムの稼働率の向上
  • 季節的な水質変動中の安定した運転